EURGBPのトレンド転換を狙ってみる
EURGBP がダブルトップを作って、トレンド転換の形に入りました。
ネックラインへリテストしている最中なので、「Recovery」のサインを待ってショートを狙ってみようかと思っております。
【 まず環境認識 】
日足はレンジの上っ面。そして、ちょうどトレンドラインにぶつかっている節目にあります。叩き落とされるには良い所。
1時間足。上昇のトレンドラインを大きく抜けました。ネックラインも力強く突破。これをトレンド転換の動きだとすると、現在の軽い上昇は第2波とゆうことになりますね。
問題は、上の2本の抵抗帯のどちらまでローソク足が戻るのか、ということ。できれば、上の抵抗帯で跳ね返ってくれればわかりやすい。(実際にはもう一本、斜め線のネックラインがありますがややこしくなるので割愛)
普通にやれば、下位足のトレンドラインとプライスアクションでタイミングを見るところですが・・・、今回はせっかくなので、インジケーター「Recovery」のサインに頼ってみましょう。
【 「Recovery」での環境認識 】
「Recovery」の現在のEURGBPの状況は下図の通りです。左のチャートが3時間足で右が6分足となります。
ちょっと、3時間チャートでは規模が大きすぎて、いま見たい第2波の終わりは観測できませんね。
チャートの時間足を落としてみましょう。1時間足(左)と5分足(右)にしてみると👇ちょうど良い規模感になりました。
1時間足チャートの「Recovery」は売りサイン発動中。5分足チャートではまだ下落へ転換するにはしばらくかかりそう、どころか、もう少し上昇しそうな雰囲気さえありますね。
1時間足と5分足で、売りサインが揃ったらショートエントリーすることにします。
明日になるか、来週になるか。そして、果たして私はそのタイミングでチャートを見ているのか。
ちなみに、「Recovery」にはアラート機能も付いています。私は使いませんが、どうしてもサインを見逃したくないという方は活用してください。
【 狙うは100pips? 】
さて。ショートエントリーできたとして、どこまで下げてくれるでしょうか。
第一目標は4時間足トレンドラインですね。ここまででも、リスクリワードは1:1程度になると思われます。
最大で、日足のレンジの下限エリアまで落ちるかもしれません。100〜120pipsぐらいでしょうか。
さてさて。
損切り逆指値 : 0.87080
3本あった水平線ネックライン(青い帯)のうち上段のものまで突き刺さってからの急落なので、期待値は高い?勝てる・・かどうかは、神のみぞ知る。
【その後の経過】
金曜日が終わって週末になりました。
その後、EURGBPの価格は再度上昇して高値更新。上昇ダウトレンドとなりました。
しかして、斜め線のネックラインよりまだ下。
損切りにも余裕があります。
サインツールでのエントリーなので、この程度は許容範囲です。
ここまで来たら、斜め線ネックラインへのリテストまで上がってくるかもしれませんね。これを超えてなお上昇するようなら、損切りします。
逆に、ネックラインタッチで下落するなら、またショートを追加したいところ。
いや、これはもう、タッチしたということでいいのかな?
わからん。
「Recovery」のサインに任せます。
【追加エントリー】
10月4日深夜。
ようやく、1時間足と5分足で下向き矢印の売りサインが揃ったのでエントリー。
まだかまだかと長かった・・。けど、決めた通りのサインを待つだけなのでポジポジ病も顔を出すことはなく、普通に待てました。
エントリー価格 : 0.86534 (EURGBP)
利確指値 : 0.86000(4時間足トレンドライン)
損切り逆指値 : 0.87080
ここまで、水平線ネックラインは大きく超えてしまっていましたが、斜め戦のネックラインで明らかに抑えられていたので、継続して下目線を保つことができました。
3時間足チャートで俯瞰してみると、こんな感じ。ネックラインが効いています。
エントリーのタイミングは「Recovery」のサインに任せる、と決めていたので以下の解説は蛇足ですが・・自分を安心させたいので念のため。
上記のエントリーポイントを裁量で判断するとしたら、次のような根拠を積み重ねていたことになります。一言でまとめると、「Recovery」で良いポイントでエントリーできた!ということですね。
○ 頭はしっかりトレンドラインに抑えられ、
○ ダブルトップが形成したネックラインに抑えられ、
○ 三角持ち合いをしっかり煮詰めてから、
○ 三角を下に抜けて戻りのリテストをこなして再度下落
● 下落の勢いが弱まって、はらみ足になってしまったのが不安要素
兎にも角にも、これでポジションが2つになりました。
一方は4時間足トレンドライン到達で利確し、そのタイミングでもう一方は建値にSLを移動させておけば、少なくとも利益の確保は決定します。今から、順調に下がれば。
以上。10月4日(水)の深夜に追記でした。明日に期待して、寝ます。
【結果発表!】
第1ポジション: 0.86493 → 0.86492(+0.1pip)
第2ポジション: 0.86534 → 0.86524(+1.0pip)
10月13日(金)深夜。半月にも及ぶポジション保有の末、ついに建値で決済、撤退することになりました。
10月4日の第二ポジション追加から、EURGBPは上下動しながら徐々に下げてくれました。
4時間足レベルで大外の切り上げトレンドラインにタッチするところに1ポジションの利確を指値していましたが、残念ながらスプレッド分届かず、利益なしで逆戻り。
とうとう1時間足の切り下げトレンドラインを上に抜けてしまったので撤退と決めました。
4時間足の切り下げのトレンドラインはまだ超えていないので、まだ一応下目線はあります。日足のレンジ内で下を目指す可能性も、もちろんある。
しかし、今回のエントリー根拠であった「ダブルトップ」は完全に有効期限切れだと思われるため、もういいです。損失出さずに撤退できて良かった。
「Recovery」のサインは悪くなかったのですが、この頃のEURGBPは勢いがなさすぎました。
EURUSDとGBPUSDが全く同じ値動きとなって、EURとGBPは為すがまま。USDが引っ張る方に動くだけ。
EURとGBPが弱いのではなく、どちらも影響力がない状態となっています。で、そんな2つの通貨ペアが、どちらがより「影響力がないか」で引っ張られあって、レンジ継続となっている状況みたいですね。
折りからのイスラエル戦争でどちらかが優勢に・・ならないでしょうね。綱引きは、続く。
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